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住吉神社 (宇土市)[すみよしじんじゃ]
住吉神社(すみよしじんじゃ)は、熊本県宇土市住吉町にある神社。旧社格は県社〔『宇土郡誌』39頁 〕。 == 由緒 == 延久3年(1071年)、肥後国司菊池則隆が、摂津住吉宮の分霊を勧招し、海上安全の守護神として創建したという〔『宇土郡誌』37頁 、『肥後国志 巻之11』57丁裏 〕。菊池氏により手厚い保護を受けたが、戦国時代に社殿は失われた。寛文13年(1673年)、熊本藩主・細川綱利により、現在地に再建された〔鈴木喬編『熊本の神社と寺院』熊本日日新聞社、1980、88-89頁〕。 以後、肥後三大社〔細川藩主の守護神・御三社は藤崎八旛宮、北岡神社、住吉神社〕として細川家代々の崇拝を受けた。熊本藩主の参勤交代などの航路のため、また地域の海上安全のため神明の加護を祈願した。雨乞い祈祷などの記録もある〔宇土市史編纂委員会編纂『新宇土市史 第2巻』宇土市、2007、776-777頁〕。熊本藩第4代藩主・細川宣紀が奉納した高灯籠は、日本最古の灯台であると言われており、後々まで、島原湾の航海安全に大きく寄与した〔熊本日日新聞編纂・発行『熊本県大百科事典』、1982、477頁〕。 細川宣紀は「住吉の神捨てずば沖津船 なぎさに寄せよ八重の潮風」という歌を、住吉大神に詠んでいる〔宇土市史編纂委員会編纂『新宇土市 第2巻』宇土市史、2007、777頁〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「住吉神社 (宇土市)」の詳細全文を読む
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